イヤートレーニング関連の教則本 〜相対音感習得のお勧め教材〜

このページでは実際の音感トレーニングに用いる教則本を紹介したいと思います。教材を選ぶにあたっては独習に適している事をまず第一に考えています。

まず教材選びの傾向として、どうしてもクラシック系の教材に頼らざるを得ないのですが、クラシック系の教材の中には先生の指導を前提としている物が多く見られます。練習の仕方が明瞭ではなかったり、誰か補助してくれる人がいなければほとんどの課題がこなせないような物では、どんなに質が良くても使い物になりません。

ですので、練習のやり方が具体的に示されていて、かつ、自分一人でも取り組める練習が中心である事を前提として、その上で内容を精査しています。

基本的に聴音の教材は補助として捉えていますので、まずは「相対音感習得のお勧め教則本」のページをご覧下さい。ある程度トレーニングが進んだ段階で必要に応じて「聴音の教材」にチャレンジしてみるというのがお勧めです。

目次

相対音感習得のお勧め教則本

音感トレーニングのメインとして使える教則本を紹介いたします。各教本の詳細なレビューとともに、現在のレベルに合った本の選び方にも触れたいと思います。

聴音の教材

自宅で使用できる、音源付き聴音教材です。トレーニングがある程度進んでから補助的に用いるのがお勧めです。

音感教材のレビュー更新について(2011年5月18日)

今回、約5年ぶりにこのイヤートレーニング関連の教則本のページを大幅にリニューアルする事にしました。今までは1ページで全て紹介していましたが、情報量が増えたので2ページに分けて紹介する事にします。

サイト開設以来、このページの文面がほとんどズーっと同じままだったのにはそれなりの理由があります。音感関連の教材が出たら極力チェックするようにしていましたんですが、残念ながらなかなか紹介するに足る教材が無かったため、更新するに更新できない状態が続いていたんです。

ですが、ここしばらくで2冊の優れた内容の教則本に出会う事ができました。それで、ちょっと旧来の文面でちょっとおかしいところも修正しつつ、新たなレビューを加えさせて頂く事になった訳です。

今回は「相対音感習得のお勧め教則本」にレビューを追加しました。「聴音の教材」に関してはページを分けただけでほぼ従来通りですが、こちらもいくつか新しい教材が出ていますので、めぼしい教材がありましたら今後レビューを追加しようと思っています。