ダイアトニックコードの表記について

音感トレーナーのダイアトニックコードに関しては、クラシック式の表記になっています。馴染みの無い方もいらっしゃると思うので、このページでは実際の譜面と簡単な注意点を確認頂ければと思います。

ここではCのキーを例に譜例を紹介します。ちなみに他のキーはこれを並行移動すればOKです。クラシック式の表記ではマイナーコードにmを付けませんので注意して下さい。ローマ数字はダイアトニック上の何番目かだけを表記します。ですので、長調だろうと短調だろうとコードの名称は表面上一緒です。それ以外は基本的には通常のポップスのトライアドと同じと考えて良いんですが、II6とIの46に関してはベース音に注意。あとはV7が四和音なのはポップスと同様です。あまり細かい事は気にしなくてもいいですが、一応鍵盤で弾けるようにしてから聴音に取り組むと良いかと思います。

注意点は以上ですね。細かい表記法に関してはまたいつかOnline音楽理論/楽典の方で解説するかもしれません。最後に念のため、マイナーキーの和音も譜面で紹介しておきます。コードネームはメジャーと一緒です。