初見での読譜について

当サイト、Onlineイヤートレーニングには「読譜」というキーワードいらっしゃる方が結構いらっしゃいます。読譜力を付けたくて来た方には申し訳ないので、なんとなく読譜の話もしとかないと悪いかな〜という事でこのページでは簡単に読譜の話でもしてみたいと思います。

おそらく読譜の情報を求めている方の多くは初見ができるようになりたいんじゃないかと思います。なので、初見の話題がメインになるかとは思うのですが、初めに断っておきます。

私の初見力は全然大した事がありません。
・・・いや、声を大にして言う事ではありませんが・・・。

どちらかというとこのページは私の失敗談のコーナーです・・・。
ですので、すでに初見OKでもっとバリバリ読めるようになりたいという人には得るところ無しだと思います。ごめんなさい。まあ、すでに演奏も結構いけるし譜面もそこそこ読める、でも初見はダメなんだよね〜という方向けと言っておきます・・・。

まずはタイプ別に読譜力診断

まあ、まずは読譜力をタイプ別に考えてみましょう。

1.そもそもリズムとか、音程とか全体的に曖昧
これはまずは読めるようにしないとしゃあないですね。
まずはじっくり一つ一つの譜面を演奏できるようにしていくしかありません。
リズムだけうまく掴めないという場合は、「音楽家の基礎練習」のリズム練習を集中的にやってみるといいかもしれません。

2.楽譜は丁寧に読めば演奏可能だけど、初見は何故かできない
私もこの状態で長らく苦しみました。まあ、ひょっとしたらこのページが初見ができるようになるきっかけになる方もいない事もないかもしれません。(断言する自信がないので、できるだけ遠回しで・・・。)

3.いやー初見できるんだけどさ、32分音符とか出て来ると指がついていかなくてさ〜
知るか、この野郎!!
・・・失礼しました・・・。いやーうらやましい限りで・・・。
多分、このページの続き読んでも何も得る事はないと思われます・・・。

初見の練習法〜読み飛ばしても良い自分語り編

世の中には自然と初見が出来るようになる人もいるようですが、私は譜面が読めるようになっても一向に初見が出来るようになる気配もなく、何年も過ごしました。そのうち出来るようになるさと高をくくっていたのですが、ムダに分析力だけついて初見能力には変化が見られない。

ある時、一念発起して洋物のいかついテキストに取り組んでみたりもしたんですが、ただ譜面をパズルを組むように処理して弾けるようになるだけで、初見力には向上が見られない。どうしたもんだろうと途方に暮れ、身近で初見の達者な人にどうしたらできるのか聞いてみた訳ですが。

当たり前な事ですが、「初見」をしなければ「初見」では弾けないんですね。

初めからメトロノームに合わせてテンポに合わせて譜面を読んでいく事でこそ、初見力は身に付く訳です。言われてみれば当たり前の事なんですが・・・。(汗

まあ、当時の私はなんとなく難しい楽譜を読まなきゃとなっていたのですが、そんな物はいきなり初見できるはずもない訳です。どんなにスローテンポでもいいし、どんなに簡単な楽譜でも良いのでリアルタイム、インテンポで処理していく。これが初見の練習には良いようです。

初見の練習法〜実践編

さて、それでは実際の初見の練習なのですが、やる事は単純です。どんなにスローテンポでも構いません。どんなに簡単な譜面でも構いません。常にインテンポで演奏する練習を毎日5分でいいのでやります。注意点は一点だけ、ミスしてもテンポからはずれずに次の音符を弾いていく事。むしろミスする位ならテンポが早過ぎるかもしれません。

楽譜はまずは四分音符ばっかりの単純なもので十分です。普通のCの楽器であればピアノの初心者向けの楽譜とかで十分です。あとはひたすら漸進的に難しい楽譜にチャレンジしていくのみ。

あくまで「初見」の練習ですから、繰り返し練習したりしたらダメです。まあ、ピアノの教本なんかを使う場合は最後まで読み終わる頃には最初の方は忘却の彼方なので2、3回使ってしまってもいいんじゃないかと思いますが・・・。まあ、ある程度読めるようになったら十分かなという事で適当に済ませると、私のように中途半端にしか初見がきかない人間ができあがる訳です・・・。いや、だって面白くないんだもの・・・。

・・・これだけです。がっかりした方、ごめんなさい。
まあ、問題はやたらと簡単な楽譜をひたすら読むという行為がなんとなく気恥ずかしいという点です。(あくまで私の場合ですが。)ちなみに、初見の時はイヤートレーニングの解説と矛盾しますが、別に固定ドで読んじゃっても構わないと思います。どっちかというと固定ドで機械的に読んでく方が楽な気もします。

ああ・・・、なんかグダグダですね・・・。
このページは役に立つんだろうか・・・。