キーを移動しながら繰り返す


練習にあたっては、キーをどんどん変えながら同レベルの課題を繰り返し歌っていく形で進めるのが良いと思います。また、相対音感の練習をしているのだという事を常に意識してください。言葉で言うと、わかりにくいのですが移動ド唱法でのドレミ・・・のカラーを意識するという事です。ただ歌えるだけではなく、各音の感覚をつかむ必要があるので相当の繰り返しが必要です。

こういうものはどこで完成なのか目標設定が非常に難しいですが、私自身は練習回数を一つの目安にしました。

使用した教材はイヤートレーニング関連の教則本でも紹介させて頂いている、「視唱の練習〜和音感の育成をかねて 」〔音楽の友社〕です。

まず、練習の仕方が書いてありますのでそちらに従って下さい。和音の練習です。ピアノ奏者でなくても必ず自分でキーボードを弾く事をお勧めします。(私は勧めませんがどうしても嫌なら打ち込みましょう。ギターならばカポを使って代用できない事もないですが、チューニングの正確さには細心の注意を払ってください。)鍵盤を弾いた事がなくても、せいぜい3日もあれば十分に出来るようになるはずです。和音の聴き取りは相対音感トレーナー(和音/コード)のダイアトニックでトレーニングする事ができますので、良かったら活用してみてください。

1章あたり100回を目標に繰り返していきました。初めの1周は1日1つのキーずつ多めの回数(30〜50回)で、2周目以降は徐々に回数を減らして行き、最終的に1つの章通しでやれるようにしました。

1章が終わったら2章に進み、3章以降はいくらか回数を減らして10章まで。11章以降は有用だと思いつつも、手を付けていません。

回数はもっと少なくてもOKかもしれないし、もっと多くやらなくてはいけないかもしれません。 これは個人のそれまでに身につけていたスキルに左右される部分が大きいので、各自判断頂くしか無いと思います。

リズムに乗って歌う事が困難であれば、初めは音程優先で同じところを繰り返したり、テンポ無視になってしまっても構いません。最終的にリズムに乗って歌えるようになれば良い訳ですから。

特に1周目は移動ドでの読譜に慣れる必要があるので、かなり厳しい練習になります。一回移動ドで読めるようになればそれ以降はなんという事はありませんから、きつくても頑張って下さい。

すでに知っている曲を音感トレーニングに利用する


上のような方法とは別のアプローチとして、すでに知っている曲を移動ドで歌えるようにするのも非常に効果がある方法です。

好きな曲は複雑過ぎてどう歌ってよいか分からないという方は別に童謡とかでもいいと思います。シンプルなものの方が音感を身につける上では都合が良いかもしれません。


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