視唱の前の予備練習
相対音感の感覚がある程度掴んでおくと楽なので、PC版の当サイトにアクセスできる方は相対音感トレーナーのビギナー版で100問中90問以上正解できる程度までは練習しておくと学習が進めやすいと思います。もちろん視唱のみでも音感の練習にはなるので都合がつかない場合はこのまま読み進めてもらって構いません。
現時点での音感が十分でない場合はダイアトニックスケールの上下行、2音間の音程を歌う等のもっと基礎的な練習が必要かもしれません。自信がない方は予備練習として
初心者のための相対音感トレーニングで簡単なトレーニングをしてみて下さい。
視唱の練習の仕方
さて、ここからは実際に視唱でのトレーニングの仕方を紹介したいと思います。
トレーニングの仕方は至ってシンプルなものです。楽譜を用意して、移動ドの名称でメロディーを歌っていくだけです。
大事な事は教材の選び方です。いきなり転調だらけとか、ダイアトニック以外のコードが出て来るような楽譜で練習してもあまり身になりません。クラシック畑の視唱用テキストを使用していく事になります。
テキストの選択にあたっては旋律の譜面のみのものではなく、範唱や伴奏が用意されているものを選んで下さい。バック無しで旋律の譜面だけというのはなかなか調性を感じながら歌うのが厳しいように思います。
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