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ベースの教則本

ベースはほとんどの楽曲で欠かせない存在。演奏する人もそうでない人もコードを採譜する際には避けて通れないパートでもあります。私自身、ベースはメインでないにしろ、演奏するのでテクニック練習用の物もこのページでは含めますが、ラインの組み方等の聴き取りやベース奏者以外がベースパートを制作する際に有効な物に若干比重を置いて紹介したいと思います。

スラップ・スタイル-CD対応で極めるスラップ奏法の「すべて」(リットーミュージック・ムック-ベース・マガジン)

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普通のベースラインは採譜しまくっていれば基本的には採れるようになると思うのですが、特殊な奏法として登場頻度の高いスラップに関しては予備知識が無いと些か難しいのではないかと思います。この本はベースマガジンのスラップ関係の記事の総集編といった内容です。スラップの解説書は結構出ている中、敢えて一貫性のない雑誌のダイジェストを選んだ理由はシンプルです。CD2枚、153トラックで譜例の多くが耳で確認出来る事。CDのトラック数で分かる通り、膨大なパターン、あらゆるジャンルを網羅しているという事。この２点です。一貫したカリキュラムで練習したい場合はそういう本を選んだ方が良いかと思いますが、とりあえずスラップ奏法の色々なスタイルを俯瞰してみたいという向きには非常に便利な一冊です。

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