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アレンジ/編曲の教則本

このページでは編曲/アレンジ関連の教則本を紹介させて頂きます。クラシック系統の教則本に関しては管弦楽法/スコアリーディングの方で扱っていますので、合わせてご覧下さい。こちらのページではポップス、ジャズ系統をメインに楽器の音を付属CDで実際に聞く事が出来る物をメインに取り上げています。


コンテンポラリーアレンジャー(ドン・セベスキー/エーティーエヌ)

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CTIの一連のアレンジで知られる、ドン・セベスキーのアレンジ教本。もちろん、基本的な記譜法、楽器の特性等の解説等もありますが、一人の有名アレンジャーがどのような事を考えて、実際のアレンジを行っているのかを知る事ができるという意味で有意義な教則本だと思います。一方で、あくまで一人のアレンジャーの実践例である以上、全ての手法を汎用的に理解するという性質の本ではありませんので、その点は注意が必要です。全体的にコンテンポラリーでとんがってます。


サウンズ&コアーズ(ヘンリー・マンシーニ/エーティーエヌ)

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言わずと知れた、巨匠ヘンリー・マンシーニが自らのスコアと歴史的な音源を使用してその手法を解説してくれるという豪華な一冊。上のドン・セベスキーの物もそうですが、飽くまで一人のアレンジャーの手法を見るための教則本です。違いと言えば、やはり超ビッグネームのヘンリー・マンシーニなので、こちらの方が実際の曲と譜例を前面に出して来ている印象です。さすがに録音年代が古いので、音がレコードからのものだなあと感じさせる部分がありますが、あの時代の映画音楽の雰囲気を再現したいなんていう場合は参考になる部分が多いんじゃないかと思います。


ブラス&ストリングスアレンジ自由自在(松浦あゆみ/リットーミュージック)

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DTMの方で紹介するか迷ったのですが、アレンジの方で紹介させてもらいます。ブラス・ストリングスの打ち込みの方法とか実際のアレンジ例なんかに大分ページを割いているのですが、正直私はあまり役に立ちませんでした・・・。お勧めの理由としては各楽器の生音が奏法別で一通りCDで聞けるという事。正直アレンジの音源とかは「・・・うーん・・・」という感じなんですが。楽器の奏法別でまとまった音の資料というのは意外にないので、その点で使えるかなと思います。上で紹介している2冊は値段が高いですし、一応音源付きでの奏法解説もあるのですが、この本の物に比べるとあまり整理ができていない印象がありますので、あると便利です。


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